「たかだっちが、気持ち善く歌えるようにがんばります。」
ドラムのかずおの言葉が頭を横切った。
バンドを組んで半年が経ったある秋の練習のことだった。
私はこのバンドのボーカル兼リーダーを務めている。
先日には、楽器隊のみの深夜練習を行い、練習前には、自分達の構想を話し合ったりとみんな積極的だ。それが功を奏したのか、本日の演奏はかなり良かった。曲の完成度が見違えるほど上がったのが解る。更にメンバー全員の技術も格段に上がっていた。
「たかだっちが、気持ち善く歌えるようにがんばります。」
さっきからこの言葉が私の脳裏から離れない。みんながんばっているのに...私は、自分の不甲斐無さを痛感していた。
これまで、唄の練習といえば演奏する曲を歌うだけで、特に勉強もせずただ闇雲にこなしていた。偶に録音を視聴するも、私の歌声は『唄う』と呼ぶには程遠く、子供がわめいているようなものだった。特に技術や知識がある訳でもなく、それが更に焦りを生む。また、メンバーから何も指摘されないのが嫌だった。
唄えていない...やばい...
自己嫌悪に陥ったままこの日の練習は終わっていった。
とある日、いつもより早めに出社。
「あぁ〜。バンドどうすっかなぁ〜。」
などとぼやきながら、PCを立ち上げホームページを見ていると、
ん...ふと気が付いた...なんだよ!...検索があるじゃん!!!
早速「ボイススクール...」と入力し、検索を開始...
おおー!出てきた出てきた!!w(゜o゜)w オオー!
「ふ〜ん。いろいろあるなぁ〜。」
「ゲッ!高いのぉ〜。こりゃ通えねぇーなぁ〜。」
「ん...(・_・)......ン?」
「これいいじゃん。」
「School of music ONE VIBES...?」
それが、私とONE VIBESとの出会いだった...
早速体験レッスンを申込むことにした。
体験レッスンが始まった。まず最初に持ち込み曲を唄うことになり、早速歌ってみる。たぶん、どれだけ『 唄うということ 』ができているかチェックする為だろう。
力いっぱい歌ってみた。身体中の力を振り絞り声を出す。
気合いだぁ〜。うぉぉぉ〜。という具合に..."(-""-;)"血圧アガルヨ...
5分後。要約唄い終わった。ふぅ...(^。^;)フウ
唄った後、先生から私の現状説明があった。
以上3点だった。
そして、先生から唄うという事がどういったことか説明があった。
総合すると、身体を自然体にし、腹式呼吸により息を出し入れを行い、そこから出てくる息に声を載せるということになる。
あれ? (._. )( ・_・)(・_・ )( ・_・)アレ
自分の中に葛藤が走る。
なんか変だぞ!力いっぱい歌うのが良いんじゃないの?
まったく逆のことしてたよぉ〜! おりょりょ!!やばいの〜。
自分の現状を知ると同時に、無知も痛感する瞬間でもあった。
自分の現状を知り、無知も知ることになった。
知らないことは知れば良い!! と前向きに受け止めた。
何よりこれがきっかけで、私の唄の追求が始まったのである。
身体を自然体にし、腹式呼吸により息を出し入れを行い
そこから出る息に声を載せると言ったが、すぐにできるようなものではない。
一般的には知ることがない知識であり、意識したことも無いからだ。
まず、始めたのは、息がどういうものかを知ることだった。
簡単な動作だった。何気ない日常のなかにすでにあることだった。
身体を揺らすだけで、息が簡単に出てくることを知った。
簡単な動作だった。何気ない日常のなかにすでにあることだった。
身体を揺らすだけで、息が簡単に出てくることを知った。
しかし、息をどうすれば効率よくだせるのだろう。
腹式呼吸...
それを可能にするのが腹式呼吸だ。知っている人もいるだろう。
腹式呼吸を感じて見ることになった。
腹式呼吸を感じることから始めたらいいかもしれない。
腹式呼吸の場合、息を吸う時にお腹が膨らみ。出す時には凹む。
初じめのうちは、これができているかで確認するといいと思う。
腹式呼吸は、リラックスすればできることを知ったと思うが、
同時に、身体のどこかに力が入っていると腹式にはならないことも
知るだろう。
気が付くと帰宅する電車の中、ずっとレッスンで学んだことを繰り返していた。
どうやらかなり衝撃的だったようだ。一目を気にせず、口をパクパクパクパク...
かなり怪しかったことだろう。(;¬_¬) ぁ ゃι ぃ
半年後、これがエスカレートし、もっと凄いことになるとは私も予想もせず、 練習するのであった。
あっ、それとレッスンに通うことになるだろう。なにせ単純だから..."(-""-;)
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