ヴォイトレ通信

Vol.17

☆声の流れが見えているか?!

 私は常々、「声の流れを想像して歌うように」と言っているのですが、ある日、私の教室に来ている人でバレェをやっている人が「バレェの先生からも、振りと振りの流れを意識して滑らかに踊りなさいと言われて、歌とおなじなんだなぁと思いました。」と話してくれました。いやはや私もこの話を聞いて、どの分野でも同じなんだなと感心させられました。

 ところでみなさんは、歌ってるときに「声の流れ」を意識して唄っていますか?「声の流れ」を意識していないと、声が響きにくくなるのです。そして、響かない分を喉で声を押しだすことで補おうとしてしまうので、増々声が響かなくなるという悪循環に陥いります。また、「メロディーの流れ」が悪いと歌のつながり悪くなるばかりか、歌詞が聞き取りにくくなってしまいます。発声練習の時も同じです。声を出している時の「声の流れ」、ブレスをしている時の「息の流れ」、ハミングをしている時の「響の流れ」をイメージしているかいないかで、上達度が違うのです。

 「声の流れ」と言っても、川の流れじゃないので目に見えません。要するに、声が流れているイメージを頭に画いて声を出すようにすれば良いのです。最初は、なかなか上手くイメージできないと思いますが、続けていればだんだんとイメージしやすくなりますし、それにつられて声がどんどん伸びやかに飛ぶようになってきます。「メロディーの流れ」、「息の流れ」、「響の流れ」についてもしかりです。なんとなくで良いですので、まずは続けてみることです。

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