ヴォイトレ通信

Vol.20

☆言葉の発音が歌の善し悪しを決める!!

 アマチュア・バンドのライブを見に行くと、言葉の発音が悪く、何を言っているのか聞き取れないヴォーカリストによく出くわします。プロのヴォーカリストが、わざと聞き取りにくく歌って、曲に味をつけたりすることもありますが、大抵の言葉の聞き取りにくいアマチュア・ヴォーカリストの場合は、その域までいかず、ただ闇雲に、またがむしゃらに歌ってしまっています。ヴォイス・トレーニングをやっていこうと思っている皆さんは、ライブに来てくれたお客さんに、自分のありったけのメッセージが伝わるよう、正確な発音で歌うことを心がけていただきたいと思います。

 なぜ、正確な発音が求められるのかというと、@歌詞の内容が聞いている人に伝わりやすい。A正確に発音されていないと、口の中の筋肉に負荷がかかり、発生される音がフラットしてしまう、ということなのです。日本語は「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」の5つの母音、55の子音、「ん」の撥音と、「きゃ」、「きゅ」、「きょ」などの拗音で構成されています。これらの音をいかに正確に、なおかつ無理なく発音することが、良い歌を唄うことのコツです。くれぐれも、発音がしっかりしていないために、せっかく努力して練習した歌が、評価されないことが無いように、心がけてください。

 さらに、正確な発音を行っている状態で、なおかつ深く響きのある声を出すことが出来るかが重要となります。ですから、ブレス、共鳴の練習と複合して言葉の練習を行ってください。この3っのことがバランスよく出来て、初めて良い歌が唄えるのです。
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