| ヴォイトレ通信 | Vol.23 | |
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今回は、私たち日本人がもっとも苦手な音であります、「エ」の発音について、述べていきます。なぜ、「エ」の発音が難しいかと言いますと、「エ」は発音時に、口を横に引いた形にして出す語音でありまして、そのように発声されたときの舌の状態は必要以上に前方に盛り上がって口の中が狭くなって共鳴が作りにくくなり、さらに高音の発声がしずらくなってしまうのです。
じゃあどうすればいいのか?答えは簡単かつ単純です。口の中を「ア」に近い状態にして、発声すればいいのです。しかし、「ア」のときと同じ舌の状態で「エ」の発音はできませんので、無理に舌の形を「ア」と同じ様にはせずに、口の奥が広がっているイメージをもって「エ」の発音をしてください。なぜかというと、「エ」は「ア」の口の形をしたまま舌を上に盛り上げることによって発声されるのです(どうぞご自分で鏡をみて確かめてみてください)。要するにものには限度というものがありまして、「ア」とまったく同じに「エ」は発声できるはずがなく、「ア」に近い口の奥が開いた感じで「エ」の発音をすれば、響きのある声で「エ」が発声できるのです。
また、「エ」の発音時に「ア」の発音よりも、頬の筋肉をゆるめる様な感じで口を大きめに開けてください。なぜなら「エ」は舌を盛り上げることにより発音される関係上、舌根に力が入りやすいので、その緊張を極力やわらげることによって響きのある声を作り出せます。特に高音を発声する際に効果覿面です!!
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