| ヴォイトレ通信 | Vol.32 | |
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今回のボイトレ通信は女性のために書きます。題目は「裏声で歌ってしまう女性のための改善方法」といたします。なぜこのことが女性限定なのかといいますと、男性においては、日常会話するときに発声される声は、100%に限りなく近く地声です(Mrレディーの人は裏声で発声してます)。しかし女性においては、何割かの人が裏声で会話しており、さらにそのほとんどの方が、自分が裏声で発声している事に気づいていないのです。
男性は本格的な発声方法を習っていなくても、裏声と地声の区別がつきます。しかし、女性には裏声と地声の区別が付かない人が何割かいるのです。
何で男性と女性の間にこの様な違いが生じてしまうのでしょうか。それは男性においては、声帯における裏声と地声との声区がはっきりしているのに対し、女性の声帯は裏声と地声との声区をはっきり区切ることなしに発声する事ができるからなのです。
<辞書よれば、男性において裏声は声区の一番高い音域であり、頭声の上に細く力の弱い声区であるとしている。しかし女性においては、この違いがなく、頭声が最も高い音であるとしていました。>
裏声で歌っている人の声は、地声で歌っている人の声より、極端に声量が弱く、声の印象が薄くなります。このことは、声がぼやけて聞こえてしまい、声の存在感が伝わらない
のではないでしょうか?歌を歌う人にとって声の存在感が薄れることは致命的ではないでしょうか?
最後に裏声発声を直す練習方法を紹介いたします。歌をゆっくり大きな声で歌って下さい。その時にカラオケなどの伴奏は付けないで、アップテンポの曲をスローバラードにするくらいゆっくり歌って下さい。また大きな声で歌うというよりも、どちらかというと怒鳴るくらいの大声で歌った方がより効果的でしょう。
この裏声発声は小さい頃からの癖なので、ちょっとやそっとの練習量じゃあ直りません。僕が担当している方は、一日2時間くらいの練習で約1年くらいかかって、地声で歌えるようになりました。
道は長いですけど頑張って下さい!!
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